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YouTubeのおすすめを消す — 再生履歴をオフにして「ホーム」を空にする

YouTubeを開くと、見るつもりのなかった動画が並んでいる。おすすめの材料は自分の再生履歴と検索履歴です。公式ヘルプの手順にそって履歴をオフにし、過去分を消し、残ったものを1件ずつ減らすところまでを順に説明します。

YouTube を開くと、見ようと思っていなかった動画が並んでいる。1 本見終わると、その続きのような動画がまた出てくる。この記事は、視聴時間の上限ではなく、その並び方そのものを変える設定 —— ホームに出てくる動画の材料を減らす手順だけを扱います。

「無意識に時間が経っている」が理由の 1 位だった

社会人 606 人を対象にした調査で、スマホの使いすぎを自覚していると答えた 450 人にその理由を聞くと、「無意識に時間が経っている」が 78.2% で最も多く、次が「少し時間が空くと開いてしまう」66.7% だったと報告されています(Job総研、2024 年 11 月実施)。同じ 450 人の使用目的は SNS 54.7%、動画視聴 49.6% の順でした。

18〜69 歳 1 万人を対象にした別の調査では、使いすぎていると思うジャンルとして男性 10 代(n=119)が「動画視聴」を 62.2% で最多に挙げています(MMD 研究所、2024 年 7 月実施)。

「無意識に時間が経っている」は、次に何を見るかを自分で決めていない状態の説明でもあります。決めているのはおすすめの並びで、その並びは自分の過去の視聴から作られています。

おすすめの材料は、自分の再生履歴と検索履歴

YouTube ヘルプは、再生履歴をオンにしていると関連するおすすめ動画が表示されるようになると説明しています。そして再生履歴の一部またはすべてを削除すると、そのコンテンツはそれ以降おすすめ動画の決定には使われなくなる、オフにしているあいだに見た動画は履歴に含まれない、とあります。

さらに、最近の再生履歴が少なく、その履歴に基づくおすすめを希望しないことを指定している場合は、トップページのおすすめなどの機能そのものが無効になるとも書かれています。「おすすめを消す」は比喩ではなく、設定で到達できる状態です。

手順1: 再生履歴をオフにして、これまでの分を消す

操作するのはアプリの設定画面ではなく、Google の「マイ アクティビティ」(myactivity.google.com)です。

  1. マイ アクティビティを開き、Google アカウントにログインする
  2. 左側のサイドバーで「管理」タブを開く
  3. 「オフにする」を選ぶ(この画面では、オンのあいだに履歴へ含める項目として「YouTube の再生履歴」「YouTube の検索履歴」「YouTube の音声アクティビティ」を選び分けることもできます)
  4. 過去の分を消すには「YouTube の履歴」→「履歴を管理する」へ進み、動画ごとの削除、または「削除」でまとめて削除する

注意が 1 つ。ヘルプには、「削除」で再生履歴を削除すると選択した期間の検索履歴も一緒に削除されると明記されています。検索履歴だけ残す分け方はこの操作ではできません。

全部消すのが不安なら「自動削除」で折り合う

履歴に戻りたい場面がある人は、消し切らずに期間を区切る手があります。「YouTube の履歴」→「履歴を管理する」→「自動削除」に進み、期間を選んで「次へ」→「確認」で設定できます。直近の動画は探せて、古い履歴だけ自動で落ちるので、3 か月前に一度見ただけのジャンルが半年後のホームに出てくる状態は減ります。

手順2: それでも出るものを 1 件ずつ減らす

履歴をオフにしても、登録チャンネルや話題の動画は表示されます。残った分は 1 件ずつのフィードバックで削ります。

やること場所(公式ヘルプの表記)何が変わるか
興味がないホームの動画・再生リスト・投稿のタイトル横のその他アイコン →「興味がない」続けて「理由を教えてください」から「この動画を見たことがある」「この動画は好みではない」を選べる
チャンネルをおすすめに表示しない同じメニュー →「チャンネルをおすすめに表示しない」そのチャンネルの動画・ショート動画・投稿を出さない
ショート動画の表示を減らすホームフィードのショート動画のグリッド上部のその他アイコン →「ショート動画の表示を減らす」ホームに出るショート動画の量が減る
検索履歴を消去設定 →「履歴とデータ」→「検索履歴を消去」検索ページの「よく視聴しているチャンネル」の並びも消える

これらの選択は取り消せます。マイ アクティビティの「その他のアクティビティ」に「YouTube の『興味なし』のフィードバック」と「ショート動画の表示を減らす」の項目があり、そこから削除できると案内されています。やりすぎても戻せるので、気になったものは遠慮せず外して構いません。

履歴をオフにすると不便になること

先に知っておくと、途中でオンに戻す確率が下がります。

  • さっき見た動画をあとから探せない。見返す前提の動画は、その場で「後で見る」か再生リストに入れる
  • 端末をまたいだ「続きから」が弱くなる。通勤で見て家で続けるなら、自動削除の方が現実的
  • 登録チャンネルと検索はそのまま使える。消えるのは「自分の履歴から組まれたおすすめ」だけ

それでも、検索して自分で開いて長く見ることはできます。おすすめを薄くするのは開く回数に効く設定で、開いたあとの滞在時間は別の問題です(夜の滞在時間を区切る方法は夜の動画を「最後の1本」で終わらせる)。ショート動画そのものの設定はYouTubeショートが止まらないときの設定と考え方に、そもそも開きにくい形にする話はホーム画面を整理して「開かせない」形に作り替えるにまとめています。

今日やる 3 つ

  • マイ アクティビティの「管理」タブで再生履歴をオフにした
  • 過去の再生履歴を削除した(迷うなら「自動削除」を 3 か月に設定した)
  • ホームに残った動画を 5 件、「興味がない」または「チャンネルをおすすめに表示しない」にした

翌朝 YouTube を開いて並びを見てみてください。薄くなっていれば、「何を見るか」を決める場所が画面から自分の側に戻ったということです。

※設定名や場所はアプリの更新で変わることがあります(2026 年 9 月時点)。この記事は公表されている調査と公式ヘルプを紹介したもので、医学的な診断や助言ではありません。

出典

  • YouTube ヘルプ「おすすめと検索結果を管理する」(「興味がない」「チャンネルをおすすめに表示しない」「ショート動画の表示を減らす」「検索履歴を消去」の表記、2026 年 9 月 30 日閲覧): https://support.google.com/youtube/answer/6342839?hl=ja
  • YouTube ヘルプ「再生履歴の表示、削除、オン / オフの切り替え」(「管理」タブ →「オフにする」、「自動削除」、削除時に検索履歴も消える旨、2026 年 9 月 30 日閲覧): https://support.google.com/youtube/answer/95725?hl=ja
  • Job総研(パーソルキャリア)「2024年 スマホ依存の実態調査」社会人男女 606 人、2024 年 11 月 6 日〜11 日実施(自覚ありと回答した 450 人のうち「無意識に時間が経っている」78.2%、使用目的「SNS」54.7%・「動画視聴」49.6%): https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000227.000013597.html
  • MMD 研究所「2024年スマホ依存に関する定点調査」18〜69 歳 1 万人、2024 年 7 月 13 日〜15 日実施(男性 10 代 n=119 の「動画視聴」62.2%): https://mmdlabo.jp/investigation/detail_2358.html

よくある質問(まとめ)

YouTube のおすすめを消すことはできますか?
設定で到達できます。YouTube ヘルプによれば、再生履歴の一部またはすべてを削除するとそのコンテンツはおすすめの決定に使われなくなり、最近の再生履歴が少なく履歴に基づくおすすめを希望しないことを指定している場合は、トップページのおすすめなどの機能そのものが無効になります。
YouTube の再生履歴は、どこでオフにしますか?
アプリの設定画面ではなく、Google の「マイ アクティビティ」の「管理」タブで「オフにする」を選びます。過去の分は「YouTube の履歴」→「履歴を管理する」から削除できます。「削除」で再生履歴を消すと、選択した期間の検索履歴も一緒に削除される点に注意します。
再生履歴をオフにすると、どんな不便がありますか?
さっき見た動画をあとから探せなくなり、端末をまたいだ「続きから」も弱くなります。登録チャンネルと検索はそのまま使えます。全部消すのが不安なら「自動削除」で期間を区切ると、直近の動画は探せて古い履歴だけ自動で消えます。

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